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映画『64‐ロクヨン‐後編』感想・レビュー

後編は、豪華ベテラン俳優陣の演技が見モノ!(72点/100点)

64‐ロクヨン‐後編

あらすじ

わずか7日で終わった昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件、“ロクヨン”から14年が経過し、未解決のまま時効が近づいていた。そのロクヨンの捜査に携っていた警務部秘書課広報室の広報官・三上義信(佐藤浩市)は、記者クラブとの不和、刑事部と警務部のあつれき、ロクヨンを模倣したような誘拐事件に直面し……。(2016年6月11日公開)瀬々敬久監督 シネマトゥデイ

感想レビュー

原作はこちら

後編は、たった7日間しかなかった「昭和64年」に起きた未解決事件をベースに進行します。

各俳優陣の演技力に感心しながら、内容も面白く見させてもらったのですが、いざ、感想を書こうとすると・・書けない・・。

なんでーー?と考えて見たところ、「64-ロクヨン-前編」とは、あきらかに違う点があります。

それは、後編は前編と違い、

このストーリーに「大志」がない!!

ということ。

前編は組織の枠を超えて、人と人として繋がろう、というのが「大志」で、それを手に入れるには??と、ラストにガツン!というのが良かったんですよね。

後編の三上(佐藤浩市)は、単に復讐劇に加担した。それでどうなる?という思いしか、浮かばないんですよね。仮に、雨宮(永瀬正敏)はじめ、64事件に取り残されたメンバーが、救われたとしても、それは犯罪でしかない・・。

警察組織のあり方が問われるにしても、それなら「踊る大捜査線」の室井警視監(柳葉敏郎)のように、警察組織を変えてやる!っての方が、感情移入できる。

映画は面白くて、俳優陣の演技に「おーー!」と飲まれますが、64-ロクヨン-前編のように、ガツンッ!残る感情がないのが、ひとつ残念かなぁ〜

演技評価(◎◯△×)

佐藤浩市 →◎
永瀬正敏 →◎

緒形直人 →◎
三浦友和 →◎

64-ロクヨン-前編はでは、若手キャストの評価を取り上げましたが、後編はベテラン勢をチェックします!まず、佐藤浩市さんはブレませんね、高安定の◎です。社外、社内、家庭と全てと戦うこの主人公をよくぞ、演じきられました、拍手です。

永瀬さん、マジ凄かった!!なんだろう、もう見ていて、もう押し殺した怒りが、ゾクゾクと伝わってくるんです。この役は、永瀬さん以外は考えられないくらいです、いや〜良かった。

緒形直人さんは、あのひょうひょうとした演技の中にある緊迫感、臨場感..さすがでした。

三浦友和さん、やっぱり三浦さんはうまい!!芝居は単調なんですが、うまいんです。こういう起用の仕方(脇役)は、とっても味を出してこられますよね。

勝手にキャスト!

監督になった気分でもうひとつのキャスティングを考えるコーナー

佐藤浩市 →阿部寛
永瀬正敏 →内野聖陽
緒形直人 →浅野忠信
三浦友和 →柴田恭平

主人公の三上(佐藤浩市)には前編でも書きました、阿部寛さんを(理由は割愛)。娘を殺害された父親役の雨宮(永瀬正敏)には、内野聖陽さんを。内野さんは、演技は少しやり過ぎ感があるんですが、もの静かで感情を抑え気味の役の時は抜群にいいんですよね。

犯人役には浅野忠信さんを。彼もうちに秘める狂気に満ちた演技は、なかなかです。

上司で三上(佐藤浩市)の理解者の役には、柴田恭兵さんを。三浦さんのように強く懐深い上司像とは違い、柔軟に部下の意見をうまく取り入れそうな、柴田さんんイメージで演じているのを見てみたいな(^^)

あなたなら、どんなキャスティングを考えますかぁ〜?

▼映画公式ページ
映画『64‐ロクヨン』公式サイト

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