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映画『64‐ロクヨン‐前編』感想レビュー

前編は、報道における匿名と実名の問題について取り上げている。外部、内部との板挟みで苦しむ、中間管理職の人は必見です(78点/100点)

64‐ロクヨン‐前編

あらすじ

わずか7日で終わった昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件、“ロクヨン”から14年が経過し、未解決のまま時効が近づいていた。そのロクヨンの捜査に携っていた警務部秘書課広報室の広報官・三上義信(佐藤浩市)は、記者クラブとの不和、刑事部と警務部のあつれき、ロクヨンを模倣したような誘拐事件に直面し……。(2016年5月7日公開)瀬々敬久監督 シネマトゥデイ

評価レビュー

横山秀夫の小説を映画化。

原作はこちら

序盤は、面白くないシーンが続く。中盤にさしかかるあたりから、グッと引き込まれていきます。

実名報道に踏み切るか否かで、警察と記者クラブは常に対峙する。

警察側
仮に実名報道に踏み切ったとして、それをマスコミがどう報じるか、その被害は?を考えると、リスクでしかない。

記者クラブ側
材料がなければ、いい記事は書けない。

その両者の板挟み合う、警察広報官の三上義信(佐藤浩市)。

そんな中、三上(佐藤浩市)は、部下の婦警・美雲(榮倉奈々)の一言で、記者クラブと真摯に向き合うことを決意します。そこから、物語は三上(佐藤浩市)が動き出すんですが、それがまたいいんですよ。

ここからネタバレあり

見みどころはラストシーン。三上(佐藤浩市)が、記者クラブに向かい自分をさらけ出し、組織ではなく、人と人として向き合おうと話しかけます。記者クラブもなかなか彼を受け入れず、対立する。とことん向き合う、三上(佐藤浩市)にグッと来るものがありました。

演技評価(◎◯△×)

佐藤浩市 →◎
綾野剛 →◯
瑛太 →△
榮倉奈々 →×

豪華キャスト陣の中で前半戦は、若手キャストメイン。佐藤浩市さんの演技はさすがですた。緊張感も切れるところがなく、ここの演技はちょっとなぁ〜という箇所もなく完璧でしたね。特に咽び泣くシーンや、ラストの記者クラブに訴えかけるシーンなんかは、鳥肌モノでした。綾野剛くんも、このメンツ(ベテラン勢)に入ると、粗が目立ちますね。

勝手にキャスト!

監督になった気分でもうひとつのキャスティングを考えるコーナー

佐藤浩市 →阿部寛
綾野剛 →佐藤健
瑛太 →柳楽優弥
榮倉奈々 →木村文乃

主役には阿部寛さんを。ドラマ「ドラゴン桜」で見せた、教壇に立つ姿が、記者クラブに語りかける「ラストシーン」と被りました^^。

主人公を支える部下に、佐藤健さん、吉岡里帆さんを。佐藤さんはあまり笑わない部下・諏訪は合いそう。紅一点、三上の気持ちを揺るがすのシーンがあるため、芯の強そうな若手女優を持ってきたかったので、木村文乃さんを。

記者クラブの管理者、三上との衝突がキーポントになるため、柳楽優弥さんを起用して、彼の狂気的な演技で、主人公をガンガンつき上げてほしい^^

さて、あなたならどんなキャスティングを考えます?

▼映画公式ページ
映画『64‐ロクヨン』公式サイト

▼予告

▼評価・レビュー・クチコミ
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シネマトゥデイ「64‐ロクヨン‐前編」

▼インタビュー
「64-ロクヨン-」横山秀夫